基礎工
基礎工用語解説
50音順
アースドリル工法(earth auger method)      
  ケーソンチューブ(鋼管)を挿入して内壁の土砂が崩れるのを防ぎながらアースオーガにより掘削する。
所定の深さまで到達したらあらかじめ組立てておいた鉄筋を挿入してトレミー管を用いてコンクリート打設を行いながらケーソンチューブ
を引き上げていく工法。

既成の杭と違いジョイントのない大径の杭の施工が可能でしかも外壁と密着した杭の施工が可能です。

地下水がある場合はベントナイト溶液を注入して安定させ掘削していくのですが、以前の現場では20m程堀進んだ所で地下水が地上2
mほどでケーソンチューブの上部から吹き上がってきて作業ができなくなってしまいました。こんなこともあるんですね。

この付近の人たちは井戸を掘って地下水を利用すると、ポンプ設備は不要だということですよね。いいな〜!!
実際はそんなのんきなことも言っておられず、現状地盤から+2mの盛土を行い作業台地を作り施工再開ということになりましたが変更
等の協議で約半月の遅れ・・・・設備が大掛かりですので協議待ちの日数の費用が・・・・・土木の現場の技術屋さんの悩みはつきませ
んね。
                   
アンカーフレーム(anchor frame)      
  アンカーボルトを基礎中に正確に設置するために基礎中に鋼製の枠組を作る。この鋼製の枠組みの事をアンカーフレームと 呼びま
す。
                   

浮き基礎      

  浮き基礎とは、基礎の根入を深くして、掘削によって排除される土の重量を構造物全体の重量より大きくして地中の応力の増加を防
ぎ、構造物の沈下を抑制する基礎工法です。支持層が深いために、杭などの基礎が経済的、技術的に不合理な場合に使われます。
                   
ウェルポイント工法 (well point method)      
  強制排水工法の一つで、ウェルポイントと呼ばれる吸水管を揚水管の先端に付け、これを砂層中に1.2〜3.5m間隔に挿入してそれぞれ
の揚水管の上端は集水管に接続して真空ポンプによって排出する方法。砂層からの湧水が予測されている掘削場所の周囲に井戸の
カーテンを作るわけです。
                   
オープンケーソン(open caisson)    
  一般には鉄筋コンクリートで造られた底のない筒を目的地に据え付け、その内部から掘削を行い、自重または荷重を載せて沈下させ
ます。所定の支持層に達するまで筒を上に追加しながら沈下させるわけです。支持層に達したら筒の内部にコンクリートまたは砂礫を
詰めて基礎とします。オープンケーソン又は井筒基礎とも呼びます。
                   
グラウト工(grouting)          
  セメントと混和材料、アスファルト、水ガラス系、その他の樹脂などを主成分とする液をグラウトといい、グラウトを止水や地盤改良、プレ
パクトコンクリート用に用いるために注入する作業をグラウト工(グラウチング)といいます。また、その作業に用いるポンプの事をグラウ
チングポンプといいます。
                   
たわみ性舗装(flexible pabement)        
  コンクリート舗装は曲げに対する抵抗力が大きく、上からの荷重の分散効果も大きいので路床の応力も少ないのですが、アスファルト
舗装では、曲げに対する抵抗力が小さく、荷重の分散効果が小さいので路盤を厚くして荷重の分散をはかる必要があります。

このような荷重の分散効果の区別により、前者を剛性舗装といい、後者をたわみ性舗装(撓み性舗装)と呼んでいます。
                   
トレミー管(tremie pipe)    
  水中コンクリートや連続地中壁コンクリート打設に用いる直径15cm〜30cm程度の鋼管。上部にはコンクリートを受けるホッパーがあ
り、下部先端は常にコンクリートの打設面より下にある状態を保ちつつ徐々にひきあげながら連続的にコンクリートを打設します。
                   
水締め工法(hydraulic filling method)   
  主として砂質土を絞め固める工法で、砂質土に多量の水を飽和させ土粒の移動を容易にし、流水圧や下向きの浸透圧によって緩んで
いる砂質土地盤を固める方法です。水締め工法などというと古臭いイメージが拭えないが、これに機械的な振動を加えて絞め固める工
法がバイブロフローテーション工法です。バイブロフローテーション工法(vibro-floatation method)は、棒状振動体を振動させながら水
ジェットをその先端から噴射して地中に貫入させます。水の流動性とロッドの振動によって空隙を減少させ締固め効果を増大させる工
法です。
                   
ペデスタル杭(pedestal pile)        
  現場打ちコンクリート杭の一種で、内管、外管からなる二重管を打ち込み、内管を抜き取ったあとにコンクリートを流し込み、再び内管
を挿入して打設したコンクリートを拡大させます。これを繰り返して、先端に球根状のコンクリートを形成する。上部は内管で軽く叩いて
コンクリートの柱を作製する施工方法です。
                   
ロッキング(rocking)    
  地盤上の基礎や構造物などは、地震などによって振動を受けた場合に水平や垂直運動とともに回転運動を引き起こす場合がありま
す。

この回転運動のことをロッキングと呼ぶのだそうです。