コンクリート工
用語解説(50音順)










アジテータトラック

ミキサーで練られたコンクリートを運搬するのをアジテータトラックというのだそうです。
アジテータとは、ミキサーで練られたコンクリートを緩やかにかき混ぜる機械で、これをトラック台車に取り付けたものをアジテータトラッ
クとといいます。1時間程度の運搬距離まで輸送が可能です。

一方、トラックの台車にミキサーをつけたものをトラックミキサーというのだそうで、こちらはプラント計量した粗骨材、細骨材セメント、水
等をトラック台車につけたミキサーに投入して、練り混ぜながら現場へ輸送します。

ミキサー車にも2種類あったんですね。「生コン車」で済ませてしまっていました。










型枠工











ギムネ


最近はこれもあまり見かけなくなった。木材に穴を開けるキリ。
もじきり(南蛮錐)ともよぶ。











座金付きフォームタイ


関西ではあまり見かけない。関東以北ではこれが主流の型枠単管締め付け金具。











伸縮目地


目地とは、石、コンクリート、ブロック、レンガ等組み合わせて構造物とする接合部分、膨張、収縮に対する隙間のことをいう。写真は、10ミリの瀝青繊維質の伸縮目地板。











パイプサポート


写真は1500(型枠支保工)











ボイド(void)


ンクリートの円形型枠として利用されている。
voidとは本来、隙間や空隙の事をいう。主として、砂や砂利などの粒子間の空隙などの意味に使うもののようですが、土木屋さんがボイドといえば、左の写真になりますよね。










軽量コンクリート(artificial light weight affregate concrete)

構造部材の軽量化を行うためコンクリート用骨材として、けつ岩、粘土、フライアッシュなどを主原料として人工的に加工した人工軽量骨
材を用いたコンクリートのことをいいます。普通、コンクリートは単位重量が2.0t/m3以下のものをいい、強度は500s/cm2ぐらいまでで
す。単に軽量コンクリートともいいます。










高炉セメント

高炉スラグは製鉄所の高炉で鉄鉱石、石灰石、コークスを原材料として銑鉄を造る際に高温下で溶融してできた鉱物材料(副産物)で、
これを急速冷却してできたものをいうのですが、高炉スラグはセメント同様潜在的に水硬性があるのだそうです。

この高炉スラグの微粉とポルトランドセメントと少量の石膏を混合したものが高炉セメントです。
高炉セメントは、高炉スラグの量により、A種(5〜30%)、B種(30〜60%)、C種(60〜70%)があります。
高炉セメントは海水などに対する化学的抵抗性が大きいといわれていて、海岸の構造物や下水工事に利用されています。
欠点として、普通ポルトランドセメントより乾燥収縮が大きいのだそうです。
公共土木工事には、ほとんどこの高炉セメントを使った生コン(BB)が使われていますが、それは、ただ値段が安いからだけだと思って
いたのは私の偏見でしょうか?










コンシステンシー consistency 

コンシステンシーとは、まだ固まらないコンクリートの性質の種類で、主として水量の多少による柔らかさの程度をいいます。
通常スランプの値によって表すものです。(けっして水だけ入れて柔らかくしたものではありません。水量を増やすということは水セメント比も当然変わらなければならない)
コンシステンシーは作業に適する範囲で出来る限りすくないスランプのものでなければならない、とされています。
まだ固まらないコンクリートの性質には、コンシステンシーのほかにも以下の3つの性質分類があります。
ワーカビリティ-----打ち込みやすさと材料分離に抵抗する程度。
プラスチシチ------型枠に詰めることができ、脱枠すると緩やかに変形するが崩れることのない性質。
フィニッシャビリチ--骨材の種類やコンシステンシーによる仕上げ安さの程度。










真空コンクリート(vacuum concrete)

真空コンクリート(vacuum concrete)は、コンクリートの打ち込み直後に真空ホースを取り付けたマットまたは真空型枠でコンクリート表面を覆い、真空ポンプによりコンクリート中の余分な水と空気を吸い出すと同時に大気圧をかけて絞め固める方法です。
特徴としては、
打設後に水セメント比が低下し締固め効果が得られるので強度が高くなる。
凍害への抵抗性が増す。
表面硬度が増大する。
乾燥による収縮が小さくなる。
いずれにしても、現場作業としては極めて特殊な工法の一つでしょう。










水中コンクリートunder water concrete

水中に打設するコンクリートの事をいいます。

施工上の留意点として、
1.水中に多少のセメントが流出するので水セメント比は50%以下、単位セメント量は370キロ以上とすること
2.細骨材率は40〜45%を標準とし、スランプは7〜18cmの粘性に富んだコンクリートとすること
3.セメントの流出を防ぐため締め切りなどで静水とした水中に打設しなければならない
4.硬化完了まで静水を保つこと
5.打設にはトレミー管かコンクリートポンプを用いること
6.トレミー管を利用する場合は管内をコンクリートで満たし先端をコンクリート中に入れた状態で打設する
7.コンクリートポンプを利用する場合もホースの先端はトレミー管に順ずること

ま、なるべくそうしてください・・・・ということかな!!??(失言でした)










スランプ試験(slump test)

まだ固まらないコンクリートのコンシステンシーを測定する方法として最も広く用いられている試験方法です。
スランプ試験は鉄製のスランプコーン(上端開口の内径10cm、下端開口の内径20cm、高さ30cm)に三層に分けてコンクリートを詰めます。
このとき、各層は突き棒(径16mm、長さ50cmの丸鋼)で25回づつ均等に突きます。
上端まで突き終わり、スランプコーンを鉛直に引き上げると、コンクリートは形状を崩し上端がすこし下がります。
この下がった値(cm)がスランプ値です。
指定スランプが8cmの場合の許容差は上下1.5cmまで
指定スランプが8cm以上18センチ未満の場合の許容差は上下2.5cmまで
なおコンクリート舗装の場合は特殊で、指定スランプは2.5cm以内で、許容差は上下1cmまで、と定められています。
正直なところ、突き棒で突く回数の指定があったことは知りませんでした。(管理人)











セメントガンcement gun

砂とセメントの混合物を圧縮空気によって送り出し、これを別のホースから送られた圧力水と混合して、ノズルから噴出させ、モルタルとして吹付を行う機械です。










鉄筋カッター

鉄筋カッター(電動)










ハッカ

ハッカ(鉄筋を細い針金で括る道具です)










プレパクトコンクリートpre-packed concrete

型枠の中にあらかじめ粗骨材を詰めておき、あとでモルタルを注入してコンクリートを構造物を作る方法です。
水中コンクリートや逆巻きコンクリート、補修コンクリートなどに用いられます










水セメント比water cement tatio

練りたてのコンクリートまたはモルタルにおいて、骨材が表面乾燥飽和状態にあるときのセメントペースト中の水とセメントとの割合(重量比)の事です。W/Cで表されるこの数値が、硬化したコンクリートの圧縮強度の支配的なファクターとなります。この値が小さいほど圧縮強度は増し、大きいほど減少します。

現場で作業がしやすいように安易に水を混ぜてはいけない、というのはこの水セメント比に影響を与えるからなんですね。現場から、「18の8の20BBを8m3お願いします。・・・・柔らかめでね!!」などという電話をかけている方がおられますが、受けているプラントもプラントですね〜。